【熱意の伝搬。】

天才とは、天に与えられた才能に気づいて、それを愚直に実行できる人 

著書より引用

自分に問い続ける。

本書は、司法書士・社労士・行政書士・税理士・弁護士の5つの資格がピックアップ され、5人のプロフェッショナルが紹介されています。 
冒頭は、第四章 公門さん(税理士)の言葉です。 
生まれながらにしてとびぬけた身体能力を持っていたり頭が良かったり、 ある分野でずば抜けた業績を残したりする人を「天才」って言いますよね?ふつう。

紹介されている公門さんの経歴をみれば、上記のような「天才」の要素は見当たりません。 
じゃあなぜ彼は「天才」税理士と呼ばれているのでしょう? それは彼が、自分の役割を理解し、熱意をもって誠実に 業務に取り組んできた結果でした。

税理士としての業務はもちろん、経営コンサルティングにも興味があったけど 決して焦らず、自分の弱点を克服しながら じっくりと実力をつけていきました。

そんな彼の熱意に共感した、パートナーとも言える社員の存在も見どころです。 
自分について、とことん考え続け、それに向かって愚直に行動し続ける姿は、 まるで読んでいる僕に問いかけられているようで、身が引き締まる思いになりました。

「あなたは自分の役割に気づいていますか?」 

著書より引用

この男こそが「法則」。

こちらは「内からあふれだす使命感を留めることができず行動してたらそれは実は有名な法則に則っていた」 第五章 菰田さん(弁護士)の話。 
これはとにかく言葉で説明すると長ったらしく薄っぺらくなりそうなので とにかく第五章を読んでいただきたい

少しだけ内容に触れると、 彼は弁護士の資格を取った後(これが順風満帆でなかったことこそが彼の物語の醍醐味)、 弁護士事務所勤務を待たず、独立します (通常は下積みをして、独立する流れが一般的なようです)。 しかも、自分の故郷とも仕事とも全く縁のない地域での開業。

これだけでも驚きですが、その地で行なった営業活動も熱意の塊。 営業の中で最も地道な方法を選択した結果、その地域で彼が弁護士事務所を開いたことを知らない人はいない くらいにまで知名度を上げました。 
なんと意図せず行なったその方法は、マーケット戦略で超有名なある法則をドンピシャに 実践していたことを、果たしてご本人が気づいているのかは謎。

そして彼のもとには、彼の熱意に共感した仲間が集まってくることになります。 その教育(?)方針も熱意あるのみ。すげえです。 彼の弁護士としての業務も一部触れられていますが、その「誠実さ」にも心打たれます。 
こんなにも熱い男が、まだ30代ということで僕もあんまり歳変わんないことに心打たれまくりです。 自分の信念を貫き、目標に向かって努力を続ける人間はカッコいい

菰田に経営の師匠はいない。すべて自分の頭で考えて実践してきた。 

著書より引用

まとめ

第一章 手塚さん(司法書士)、第二章 吉川さん(社労士)、第三章 川添さん(行政書士) の話もそれぞれの仕事の様子やプロフェッショナルとしての信念が伝わってきて読みごたえアリです。 しかも一章読み切りなので割りとスラスラ読めちゃうのも嬉しいです。

共通していると思ったのは、5人とも

  • 自分はこうしたいんだという願望が明確
  • 自分の役割(使命)はこれだと自覚している
  • 熱意誠実さの塊

だなぁと感じました。

そしてそれぞれの道のりは決して順風満帆ではありませんでした。 ただ、腐らず、いつか必ず来る「チャンス」を絶対に掴むために 準備(努力)を怠りませんでした。 余談ですが、読んでいるうちに「インタビュアー(ライター)」という仕事にもまた 健気さや探求心を感じて、素敵な仕事だなと思ったことも共有しておきたい事実です。

ここには「士業」という5つのプロフェッショナルの物語があります。 それぞれの苦悩や葛藤、やりがいや物語を通して、 これを将来目指す人はもちろん、そうでない人(僕にはまったく縁もゆかりもありません)にも 共感できること、実践してみたいなと思うこと、自分もこうありたいなと思うこと がちりばめられています。

いろんな仕事があるんだなぁ。 俺の役割って一体何?

最後に、第三章 川添さん(行政書士)の、 前例のないこと、困難なことにぶつかったときに思い出したい言葉をどうぞ。

あともう一ミリその先に手を伸ばすか、伸ばさないか。 
その本のあと一歩先の知識を知っているか知らないか。 
いや、そもそも、知ろうとしたのか。

著書より引用

カテゴリー: Book

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